Zoomでアバターを使う
アバター文化とリモートワーク
このリモートワークの時代、一部の界隈で流行ってるのが
アバターを使ってリモートワークをするということ。
一見ふざけている用に見えるが、メリットは多いのかなと思った。
- 部屋を見られなくてすむ(=個人情報漏洩防止)
- 着替えなくていい
- 身だしなみを整える必要がない(メイクなど)
- 恥ずかしさを抑えられる(≒ 顔出ししたくない)
- キャラ表現できる
- (かわいい女の子と仕事してる気分にできる)
もちろん、アバター文化はまだ理解が進んでいないところもあるので
こういった事はあくまでも許可が取れている範囲でやるべきだとは思います。
とはいえ、これだけのメリットが軽く出てくるので魅力的です。
Zoomでアバターを使ってみる
最近だとZoomが流行っているようなので
これをアバターを使って利用するにはどうすれば良いのか、書いていきます。
なお、Discodeなどのビデオ通話が可能なアプリであればおそらくどれでも同じことができます。
1. Zoomに会員登録をする
Zoomは一定の条件下では登録しなくても利用することができますが
まぁ、会員登録をしておいた方が今後の世の中何かと便利だとは思います。
手順に従って登録をしてください。
2. Zoomアプリをインストールする
ブラウザ版もありますが、アプリをインストールしてしまいましょう。
ミーティング用Zoomクライアントをインストールしてください。
3. アバターを用意する
今回はVMagicMirrorを利用しますのでVRM形式のモデルデータを用意してください。
といったところでダウンロード可能です。(無料のもあります)
大抵の場合においてアバターには利用規約が存在します、Zoomで利用しても問題ないか必ず確認してください。 また、FBX→VRM形式に変換することもできますがこちらも変換可能かしっかり確認してください。
蛇足
FBX変換はUnityを利用します。過去記事が参考になるかも。
4. OBSをインストールする
ちょっとややこしいのですが、OBSの画面を映像として利用するので
OBSをインストールする必要があります。(OBSで配信するわけではないです)
Open Broadcaster Software®️ | OBS
5. VMagicMirrorをインストールする
VRM形式のアバターを表示するアプリとしてVMagicMirrorを利用します。
他にも
といったアプリも利用できます。
6. 設定
1. VMagicMirrorでアバターを表示させる
まずはVMagicMirrorを起動してVRMアバターを読み込んでください
諸々の操作方法については公式サイトを参考にしてください。
2. OBSの設定をする
OBSを起動してください。
- 「ソース」からゲームキャプチャを追加(名前は任意)
- 「特定のウィンドウをキャプチャ」→ウィンドウはVMagicMirrorを選択
- 「カーソルをキャプチャ」のチェックを外す(任意)
(ちょっと、VRMの設定がおかしいのか表情が死んでますが)
ここまで確認できたら一度OBSを閉じ、仮想カメラプラグインを入れます
最新バージョンを入れれば問題ないかと思います。
Releases · CatxFish/obs-virtual-cam · GitHub
インストール後、OBSを起動してVirtualCamの設定をしてください。
(Startを押すと仮想カメラが有効になります。左右反転させたい場合は[Horizonal Flip]にチェックを入れる)
Zoomミーティングでカメラの設定
Zoomアプリの設定からビデオ設定をして終わりです。