Windows10 + WSL2 + Docker + RubyMineの構築メモ
概要
Windows側にソースコードを起き、RubyMineからWSL2経由でRubyやDockerを利用するメモ。
ゴール
- RubyMineからdocker-compose upができるようにする
- RubyMineからRspecを動かせるようにする
- RubyMineの文字化けに対応する
前提
Dockerの設定
Docker for Windowsを利用する。
おそらく他のでも問題ないはず、RubyMineのDocker設定で使えるものであればなんでもOKです
RubyMineでDockerの設定
設定 > ビルド、実行、デプロイ > Docker
から設定
Windows用Dockerを選べばそのまま接続完了になるはず
(もし接続できなかったらDockerが起動していてなおかつWSL2で利用できる設定をしているか確認)
Rubyの設定
Rubyはdocker-compose内のコンテナ情報を利用する
RubyMineでRubyの設定
設定 > 言語 & フレームワーク > Ruby SDK および Gem
から設定
+を押して「新規リモート > Docker Compose」から docker-compose.yml
選び、Rubyのサービスを選択。
パスマッピングの設定
Bundler | RubyMine の設定を行う
実行構成の編集
RubyMineでShiftを3回押して検索窓を出して「実行構成の編集」と入力し実行。
+を押して「Docker」と「Rspec」を用意して設定する。
Docker
設定項目は簡潔なのでおそらく見ればわかるかと思います。
Rspec
- モード:フォルダー内のすべてのスペック
- スペックフォルダー:任意のspec格納先
- ファイル名のマスク:任意(
**/*_spec.rb
) - パスマッピング:ホストとリモートのパス設定(例)C:/Users/user/host | /app)
- Ruby SDK: プロジェクトSDKを使用する
文字化けの対応
おそらくテストを実行すると日本語部分が文字化けすると思うので以下を対応
「ヘルプ > カスタムVMオプションの編集」
-Dfile.encoding=UTF-8
を追加してIDEを再起動する。